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『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた』 堀江貴文 [自己啓発本]

本を読み、ブログを書き始めると、なかなか大きな壁にぶち当たります。

①どのような本を読めばいいのか
②どのように書評や感想を書いていけばいいか

自分の読みたいと思う興味のある本だけを読めば、これまでのネット検索と大して変わらない気がします。
だからと言って、最初から興味もなく難しい本を読めば、せっかく本を読み始めたのに、挫折してしまいます。

また、本を読んでもそのまま放置していては、効果は薄いのかな、と思います。
誰かに伝える気持ちで本を読めば、それだけ深く理解ができるし、文章を書くトレーニングにもなります。
しかし、いざ伝えようと思うと、それを文章に起こしていくのは結構大変なわけです。

そこで、今回は①と②の悩みに役立ちそうな本を読んでみました。

『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた』 堀江貴文

この本は、テレビでも有名な堀江さんが書かれた本です。
まず、面白いと感じたのは、本の帯などに記載されている経歴の紹介。

“実業家、ライブドア元代表取締役CEO、液体燃料ロケット開発を行うSNS株式会社のオーナー。2006年、証券取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕され、一審で懲役2年6ヶ月の実刑判決。2011年、最高裁が上告を棄却。6月20日に収監され、長野刑務所にて服役。2013年3月27日に仮釈放された。”

滅多にこのような経歴を本に記載される方はいないのではないでしょうか笑
さっそく引き込まれます。

本の構成としては、第一部と第二部に分かれています。
第一部では著者が収監中に読んだ本の一部を取り上げて、書評を付しています。
第二部では書籍サイトHONZを運営する成毛眞さんとの対談になっています。
頁数としては、第一部が150頁、第二部が50頁といったところです。

私としては、第一部の内容に非常に興味を持ち、本書を手に取りました。
実際に読んでみると、本当に著者の知識の深さに驚かされました。
本書で紹介しているのは、小説・漫画・科学本・歴史書、自己啓発・・・と、とにかく幅が広いのが特徴です。さらに、本の紹介に加えて、独自の視点も織り交ぜて話を膨らませています。

例えば、
『ロケットボーイズ』 ホーマー・ヒッカム・ジュニア、武者圭子訳
を紹介したページ。

“この本はアメリカの片田舎でロケットの打ち上げに夢中になった高校生たちの、感動と興奮の青春物語だ。(中略)読んでいて、アメリカの国土の広さを本当に羨ましく思った。(中略)とにかく日本はロケットを飛ばすとなると大騒ぎなのだ。例えば、漁の問題がある。(中略)安全面では配慮が必要だとは思うんだけど、もう少し日本行政は柔軟な対応をしてくれてもいいんじゃないかと思う。「国土の広さの違い」はこんなところにも影響するのだ。”
(p.53~55)

かなり内容を端折ってしまったので、分かりにくいかと思いますが、
「ロケット→国土→行政の問題」と1つのテーマから話を次々と膨らませています。

今回、この本を読んで、
①どのような本を読めばいいのか
→分野を絞らずとりあえず幅広く読む。まずは、本書のような有識者の薦めた本に当たってみる。
②どのように書評や感想を書いていけばいいか
→本の感想を書いているだけでは、全くオリジナリティがない。独自の視点を取り入れて、話を膨らませていく。
という気付きを得ることができました。

簡単な本から始めて、次第にいろんな分野の本に挑戦していきます。
そして、もっともっと本ブログの内容も厚みを増せるようにしたいと思います。

長々とありがとうございました!

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